2017年7月19日水曜日

良い姿勢よりも良い動作。

from 久保田隆介



こんにちは。



さて、

“良い姿勢”

ってよく言いますけど、
それってどうなんでしょうか?



姿勢云々という論議をする際には、
往々にして静的アライメントを指すことが
ほとんどだと思います。



それももちろん大切ではあるのですが。



良い姿勢って何ですか?

という問いに対して、
重心線の話とか出してきちゃった日には、
お粗末もいいところです。



教科書で読んだ通り、
重心線に沿うことが理想だと
思ってしまってはいませんか?




また、

“良い姿勢”

というニュアンスはもちろん理解はできますが、
見た目で言うバランスとして捉えるのであれば、
要は動作の中の一瞬を切り取ったようなものです。



日常生活動作も、

スポーツ動作も、

連続性のあるものですから、

“良い姿勢”

よりも、

“良い動作”

に着目する必要があると思います。




では、
“良い動作”とは何か?



良い動作というのも、
もちろんケースバイケースではありますが、
動作時の負担や効率というのは、
ほとんど物理的に証明することができます。



しかし、
繊細な動作や反応があることにより、
完全なる物理なのかといえばそうではないし、

では、
それをバイオメカニクスというのか?
というと、
それもちょっと違うんですよね…。




良い姿勢とは何か?

良い動作とは何か?



これもけっきょく考え方は多種多様だと思いますが、
ぜひ考えてみてください。




特に治療家は、
静的評価をすることはあっても、
動的評価に重きを置くケースが非常に少ないと
感じています。




だいたい動作について何も考えようとしない治療家が、
院内のトレーニング指導で、
根拠もなく
「体幹トレーニング!」
とか言って、
無駄にプランクとかやらせちゃったりするんですよね…。





良い姿勢って何ですか?

良い動作って何ですか?



って聞かれた時に、
簡潔に応えられる準備をすることが、
情報の整理に繋がると思いますので、
ぜひみなさんも考えてみてくださいね。



2017年7月18日火曜日

自分で考えてみること…。ちょっとそこの治療家のあなたへ。

from 久保田隆介



こんにちは。



最近は、
本当にいろいろなものが
出ては流行って、
そのうちどこかへと行ってしまいます。



なんでそんな一瞬で開脚できちゃうの?!

さっきまで硬かったのに、
なんで前屈で床に指が届くようになるの?!

なんで押されてふらついていたのが
ガッチリ耐えられるようになってるの?!



…って、
それを驚いてるのが一般人ならいいですよ。

一般人なら。




で、
いろんな方法があるし、
いろんな視点からの考え方があると思うので、
それを得るためにセミナーに行くのも
悪くはないけど。

悪くはないけど。




でも、
自分も治療家だったり、トレーナーだったり、
身体のプロであるならば、

まずはどうしたらそうなるのか、
一度自分で考えてみませんか?




たいていのことは、
身体の仕組みがわかっていれば
同じようことはできるじゃないですか。



余程神がかった新鮮味のある衝撃映像ならまだしも、
そんなのないじゃないですか。



同じ考え方、
同じやり方で、
その変化を出さなければいけない必要性なんて
まったくないわけで、
良い意味で猿真似もできないようであれば、
そのセミナーに行くよりも、
まずはもうちょっと身体の仕組みを学ぶような、
そういう思考の方が
応用力が養われていくと思うんですよね。



ってかそもそも主役は身体。

別にどんなにメジャーでどんなに優れた手法も、
どこまで行っても普遍の共通基準になんて
なりえないわけであって、
あなたのその猿真似が、
真似であり、
オリジナルであり、
それで全然OKなわけですよ。



私の座右の銘があります。

“何でもはじめは誰かの自己流”
by久保田隆介


世界的に有名なあの手技であっても、
初めは誰かの自己流であって、
エビデンスなんて何度でも覆されてきたし、
常識だって移り変わる。


それで何も問題ないはず。



知識も根拠もないのは困るし、
荒っぽいのもダメなんだけど、
自己流であることにビビりすぎてはいけないということとは
またちょっと別の話。



教わることはとても大事だけど、
自分でも考えなくてはいけないんですよ。


踊らされる人は、
たいてい踊らされっぱなしになってしまいます。



私は学生時代からなんとなく、
我ながらなんとな~くそういった思考が
しっかりしていたので、
こんな勉強(?)の仕方をしていました。



特定のメソッドに当てはめようとすることなんて、
何のメリットも無いですよ。



もし治療家として、

□確固たる基礎力を身に付けたい
□どんな症状にも対応できる思考を身に付けたい
□差別化できる技術力を身に付けたい
□患部にとらわれない思考ができるようになりたい
□自信を持って治療できるようになりたい


って思っているのであれば、
これは簡単なようでとても難しいことです。



だって、
何とかメソッドとか、
何とかテクニックのセミナーばっかりじゃないですか?



特定の手法にとらわれずに、
思考力と技術の底上げをしたいのであれば、
“治療とトレーニングの融合実践会”
スキルアップスクール(=通称久保田塾)

しかないですよ。笑



以前のブログでも書いたことがありますが、
練習すれば誰でもプロ選手になれるというわけではない
のと同じように、
誰でも治療を発展させられるような思考力が
勝手に身に付いてくるものなのか?

というと、
まったくそうではありませんからね。



もう広告に踊らされたり、
セミナージプシーになるのはやめてください!

ご興味のある方は、
ぜひこちらへご相談ください。
therapy.trainer.f@gmail.com


2017年7月15日土曜日

適当なトレーニング指導をしている治療家のあなたへ。

from 久保田隆介



みなさんこんにちは。



最近は、
整骨院や整体院を開業して、
同時に院内にトレーニングツールを備えるところが
とても多くなってきたように思います。



バーベルラックまで置いていたり、

あるいは簡易的にヨガマットとかを
敷けるスペースを設けていたり、

形は様々だと思います。



で、
コンセプトは人それぞれなので、
とやかく言うことではないのはわかっています。

わかっていますけど、
どうしても言いたいことがあって…。




まずね、
宣材写真でプランクの写真が多過ぎ。

TRX入れてるとこ多過ぎ。

めっちゃ気になるのはこの2つ。



イメージ戦略でってことであれば、
それもわかります。

ただ、
腰なり膝なりどこかしら痛いであろう
中高年層がターゲットだろう、

その症状の改善ないしそのちょっと先くらいの
レベルでのトレーニング処方だろう、

などなど、
いろいろな予測が立つ中で、

プランクやTRXが第一選択になることは
まずないであろう施設であるにも関わらず、
それを売りにしているように見えるんですよね。

これ、
目にするほとんどの治療院に対して思っています。





治療が3日でできるようになりますか?

っていう話。




多くの治療家の方とお付き合いしていると、

「トレーニング指導って難しいですよね。」

っていう謙虚(?)な人ももちろんいますが、

一部の治療家は、
トレーニング指導舐めすぎだろっていう人たちが
間違いなく一定数いるんですよね。




まぁ最終的に良くなっていて、

流行りの体幹トレーニングっぽいことをやれたことで
満足したり、

TRXでグラグラして楽しんだり、

それが運動に興味を持つきっかけになっていると思えば、
それはそれでもいいと思います。


ただそれは結果論であって、
専門家がそれでいいのかっていうと、
ぜったいに良くないですよね。




治療手技も使い方を間違えれば
身体を壊すことができてしまうのと同じように、

トレーニングだって、
場合によっては症状の悪化に繋がってしまうこと
だっていくらでもあると思います。




それを理解せず、
良かれと思って安易にトレーニング指導に
取り組んでいる治療家が、
最近はとても多いように思います。

良かれと思っていると、
リスクにも気付けないのが良くないところです。




腰痛だからプランクやらせてみよーっと。

筋力不足だからTRXやらせてみよーっと。


って、
それでいいんですか?




硬いから揉んでみよーっと。

っていうのと、
同じレベルじゃないですか…。





治療院で、
症状改善のためのトレーニング指導に
取り組みたいと考えている治療家のあなたへ。

ぜひここで会いましょう♪
【トレーニング指導に取り組みたい治療家のあなたへ】


セールスではありません。

適当なトレーニング指導をしている治療家への
“警告”です。






2017年7月12日水曜日

肩こりと硬いのは関係ない話。


from 久保田隆介



こんにちは。





整骨院、整体院、マッサージ店などをやっていると、

「どこに行っても硬いって言われるのよ~」

なんていう人は日常茶飯事ですよね。




もっと言うと、

「どこ行っても“こんなに硬い人いないとか、
一番硬い”って言われるのよ~」

なんていう人も日常茶飯事ですよね。




どうやらこの世の中には、
肩こりゾーンの筋肉が硬い人が多いようです。




でも、
そこで考えなくてはいけないのは、

硬くてもまったく辛くない人がいる

ということです。


その時点で、
硬さと辛さの感覚が
必ずしも一致しないということがわかります。




逆に、
触ってみても全然硬くないのに、
自覚症状としてはコリが物凄く辛い…。

という人が多いのも事実です。




あるいは、
猫背や姿勢の悪さが指摘されることも多いと思いますが、
それもまた、
超猫背の全員が肩こりが辛いとも限らないわけです。





こうなると、
肩こりについて解明してくためには、

肩上部(いわゆる肩こりゾーン)の硬さ云々ではなく、

肩上部が辛いと感じる人の共通点は何なのか?

ということを見付ける必要がありそうです。




“閾値が違う”と言ってしまえばそれまでかもしれません。

※閾値=辛さを感じ始める度合いのこと。
 例えば痛みに対する閾値が低いということは、
 すぐに痛がるということ。
 閾値が高いということは、
 痛みに強いということ。


でも、
それだけで片付けてしまったのでは、
ちょっと深味がないですよね。





先程お伝えしたいくつかの例を整理すると、、、

□筋肉が硬い
□姿勢が悪い
□猫背
□閾値が低い

さらに一般的に言われる代表的な要素をいくつか
挙げてみましょう。

□血行が悪い
□頭が重い(←重い、ダルいとかではなく、重量的な話。)
□眼精疲労
□長時間同じ体勢でいることが多い


まぁこんなもんでしょう。


でね、
その辺の整骨院や整体院のブログとかホームページなんか見ると、
この全部を“肩こりの原因”として列挙して、

「いくつ当てはまりましたか?」

「辛さをそのままにしないでぜひ当院へ!」

なんていう謳い文句をよく見かけます。

よく見かけませんか?




でもね、
肩こりゾーンの筋肉が硬くて、
猫背で姿勢が悪くて、
血行が悪そうで、
明らかに眼精疲労もしてそうで、
長時間同じ体勢でいたとしても、、、

まったく辛さを感じない人だって、
事実いるわけですよ。

※閾値については構成要素が多過ぎるし、
 頭はみんな重いのが当たり前なので抜かしました。



つまり、
これらの要素は必要条件であって、
十分条件ではないということなんです。

って言いたいところですが、
そもそも必要条件としてさえも不十分といえます。

残念。




だからさっきの条件を逆の言い方にしてみれば、、、

肩こりゾーンの筋肉が柔らかくて、
猫背で姿勢が悪くて、
冷え性で、
特に眼精疲労とかなくて、
それなりに運動しているような人でも、、、

肩がこる人だって、
事実いるわけですよ。




ここまで来ると、

“人によって感覚が違うんでしょ”

とかって簡単に済ませたくなってしまいますが、
もう少し考えてみようと思います。




ここで今回ポイントにしたいのは、

“副神経”という神経です。

脳から直接出ている神経の枝を
“脳神経”っていいますが、

その脳神経が12本あるとされているうちの
1本が“副神経”です。


で、
この脳神経は主に五感とか内臓に関わるものが
多いわけですけど、
“副神経”っていうのはちょっと特殊らしくて、
筋肉(=僧帽筋)の運動にも関わっている唯一の脳神経らしいんですよ。

※神経の働きの真偽なんて死ぬまで本気で勉強したところで
 到底わかりかねるので、あえて“らしい”ってしています。


ちなみに僧帽筋はこれね。(=肩こり筋)



で、
ここでもう一つ注目したい脳神経があって、
“迷走神経”っていうのがあるんですけどね。

迷走神経の働きとして大事そうなものが、
ほとんどすべての内臓の運動、副交感神経、
知覚に関わるっていうことと、
心拍数の調整などの機能があるらしいです。




で、
なんで迷走神経に注目したいのかっていうと、
先程お伝えした副神経というのが、
迷走神経と同じような働きをするという説があるからなんです。




で、
先程の副神経の話だけだと、

“脳神経っていうのが肩こり筋にも伸びているのはわかったけど、
それとこれと何が関係あるの?”

ってなってしまうと思います。




でも、
先程ご紹介した、
迷走神経の働きを思い出してみてください。

□ほとんどすべての内臓の運動、副交感神経、知覚に関わる。
□心拍数の調整

ですよ?

で、
副神経がこれと同じような働きをするという説。

自分は神経学者ではないので、
ここの“同じような働き”の度合いもわかりませんが、


もし、
迷走神経の機能が抑制される、低下した、
あるいは不十分になってしまった時に、
それを副神経が助けに行くとしたら?


その際、
内臓と比べたらまだ放っておいてもいい
僧帽筋の機能維持が後回しにされるとしたら?



って考えると、
□内臓の調子が悪い状態
□交感神経が優位になっている状態
□心拍がなんだか乱されそうな状態

こんな状態において、
結果的に肩こりが誘発されるということの
説明が付くと思いませんか?


交感神経っていうのは“興奮神経”なので、
例えば仕事でイライラしているとか、
あとはPCやスマホをガン見していても、
交感神経は優位になりそうです。

また、
姿勢が悪ければ、
内臓や呼吸器も圧迫されたり、
呼吸が浅くなったり、
その結果として心拍も多少は悪影響を
受けていたりするかもしれません。




ここまで考えると、
先程ソフトに否定した一般的な要素たち、、、

□筋肉が硬い
□姿勢が悪い
□猫背
□血行が悪い
□眼精疲労
□長時間同じ体勢でいることが多い

っていうのも、
結果的に誘発されている状態としては
容易に関連性が想像できる事象ではあるので、

まぁ必要条件として加えてあげてもいいかな?

って感じにはなってきますよね。




つまり、
直接的要素ではないにせよ、
一般的に言われることの多い要素へのアプローチが、
“結果的に肩こりの改善に繋がる可能性は十分にある”
ということです。


もちろん、
ぜったいではないので、
改善しきらない人もいるわけですが…。




何にせよ、
肩が硬いから肩を揉むなんていうことを一生やっていても、
肩こりが良くなることはなさそうだということが伝えわれば
とりあえずOKです。


もちろん、
本当に一時的かつ突発的なものであれば、
それでもいいかもしないですけどね。





まぁ結果的には良くなれば何でもOKですし、
何よりお客さんが満足してくれればOKなので、

肩を揉んでも、
ヘッドスパしても、
全身を整体で整えても、
辛い筋肉を温めても、
最近流行りの“内臓調整”とかいう施術を受けても、

何でもいいんですよ。



いいんですけど、
まぐれ当たりで当たるケースばかりではないので、

やはり“たかが肩こり”とあなどらないで、
もしケアしていても改善が乏しいのであれば、

もっと改善させるためにはどうしたらいいのか?


っていう探求は、
しっかりとしていきたいものですよね。




にしても、
肩が硬いから肩を揉むなんていうことを一生やっていても、
肩こりが良くなることはなさそうだ…。

っていうのは、
もう一回言っておきます。笑




このブログ同業者向けなのに、
一般の人にも読んでほしくなっちゃいました。笑

もしこのブログが一般のあなたの目に止まっていたら、
お気軽にご相談くださいね。
therapy.trainer.f@gmai.com





ちなみに、
運動器的な要因を否定しているわけではまったくないので、
“運動器的肩こり”だって当然あると思います。

あとは、
おっぱい大きい人はしょうがないとかもあるし。

もっと細かいこともあげればキリがないし、
前回の【腰痛の原因は腰にもあるよ。】の記事同様、
原因なんて一つに絞りようがありません。


本当に関連要素も含めて、
いろいろあるっていうことです。



いかがでしょうか?

少しでも参考にあれば嬉しいです。




運動器的に診るのであれば、
こんな方法もあります。




同業の方で、
治療やトレーニングのヒントが欲しい方は、
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それでは。








2017年7月11日火曜日

腰痛の原因は腰にもあるよ。


from久保田隆介



こんばんは。



最近は、
腰痛の原因は腰にはないとか、
怒りやストレスの影響が強いとか、
いろいろなことが言われていますよね。



そういった部分に関しては、
自分もまだまだ知識不足、
検証不足なことが多々ありますので、
まぁなんとなーくで読んでもらえたらと思います。



まず、
運動学的に
“腰痛の原因は腰にはない”
って言っている人。

例えば、
胸椎の可動性が悪い、
仙腸関節や股関節の可動性が悪い、
重心移動の感度が悪いなどなど、
いくつかの要素があるとします。

で、
腰が悪いわけじゃないから、
腰以外を治療しないと…。

って、
この類いの説明は便宜上自分もよくしますが、
果たしてどうなのでしょうか?

そもそもそれだけ動作に対する阻害因子が
たっぷりある中で、
“腰だけに負担がかかって痛みが出ている”
のだとすれば、
むしろそれだけの阻害因子がありながらも
制御がかからずに動き続けてしまったという意味では、
腰も異常かもしれませんよね。




あとは、
怒りやストレスが影響するという情報に
持論もなく100%感化されてしまって、
“腰痛の原因は腰にはない”
って言っている人。

カラダのことって、
何でも逆説的に考えてみると
おもしろいですよ。

じゃぁ、
怒っている人はみんな腰痛かっていったら、
それもまったく違いますよね。

“ストレス”っていうとあまりにも
幅が広過ぎてしまいますけど、
とりあえず一般的な“精神的ストレス”だとして、
(だとしてもそれも幅が広過ぎますけど)
それもメンタル的にダメージ受けてるっぽい人が
全員腰痛かっていったら、
まったくそんなことはないですよね。




けっきょく、
“腰痛の原因は腰にはない”とか言っても、
巡り巡って腰もちゃんと悪いんですよ。


これもまた、
“原因”とかいう言葉が邪魔をしている良い例です。


治療家でもトレーナーでも、
理科が苦手なのは論外だけど、
国語が苦手な人もちょっと困りますよね。




辞書的にね↓

要因:主な原因。また、物事の成立に必要な因子。

誘引:ある作用を引き起こす原因。(←特定的原因)

原因:ある物事や状態をひき起こすもと。(←幅広い)

素因:ある結果を生ずるもと。
   その病気にかかりやすい素質。(←w)




つまり、
素因っていうのは関連要素すべてに使えそう。

で、
要因と誘因に関しては、
その説明に原因という言葉が使われている以上、
原因という要素の部分集合的要素であるということ。

で、
原因っていうのもけっこう幅が広くて、
直接的要素ではありそうだけど、
決して局所あるいは単一要素に限定されそうな
辞書的解釈にはならなさそう。




つまり、
原因が何か?
というのは断定が難しいということ。

特に身体のことを思考するにあたっては。

要因や誘因に近しいであろうものを
推測することはできたとしても、
断定するなんてどうやったって不可能なわけです。



だから、
“当院では症状の原因を見付けて、
根本改善を目指します”

なんて書いてあった日には、

お前は神か!!

って言いたくなるわけです。



っていうのは嘘です。

セールスコピーだということくらい理解しています。笑




とはいえ自分はやはり、
そのトラブルの構成要素あるいは関連要素は
推測あるいは検証することができても、

原因なんて到底、
断定することも否定することもできないと思っています。





そして冒頭に挙げたように、
可動性が保たれているのであれば、
「なぜそこだけ制御(抑制)されなかったのか?」
という疑問を持つことだってできます。


仮に腰以外にも原因があったとしても、
自由選択的に腰に症状が出るわけではないと思うので、
その中でなぜ腰に症状が出るのかという検証が
あまりにも疎かであるという点からも
目を背けるべきではないと思います。


何より、
原因が何であれ、
最終的に腰という部分が症状を出す受け皿に
なってしまっている以上、
腰だって“原因の構成要素の一つ”ではあるということです



つまり、
“腰痛の原因は腰にもある”ということです。



“腰痛の原因は腰にはない”

っていうのをやたら肯定してる人っていうのは、

「その場にはいたけど俺はやってねぇよ!」

って言って責任逃れしているのと同じね。



意味、わかりましたか?笑




だからけっきょく、
“腰痛の原因は腰にはない”って言っている人も、
SNSのおかげで数え切れない程見かけるんですけど、


持論で言っているのか?

受け売りで言っているのか?

見る人が見ればわかっちゃいますから。





まぁこういったことの理解にしても、

文献を理解するにしても、

文章を書くにしても、

もちろん国語力も必要であれば、

何より身体のことについて考える時の
“発想力”っていうのが、
非常に重要になると思います。




だからね、

基本的な考え方(←思考の仕方という意味)とか、

イメージすること自体の慣れとか、

そういった部分ができていないのに
セミナーとか行きまくっても、
なんだかもったいないことになってしまいますし、

何よりもったいない人であればある程、
それに自分で気付きにくいんですよね。




もちろん行く中で磨かれたら良いですし、
何の努力もしない人よりは100倍マシですけど、
もしそこ(=思考力)を磨く方法がもしあるのであれば、
成長スピードが一気に加速すると思いませんか?



“治療とトレーニングの融合実践会”のスクールでは、
何より“発想力が磨ける”というのが、
他のセミナー等にはない特徴だと思います。


本気でスキルアップしたい人は、
お気軽にご相談くださいね♪
therapy.trainer.f@gmail.com










2017年7月10日月曜日

感覚≒経験


from 久保田隆介



前回の“感覚”についての記事は
ぼちぼち反響がありました。

今回は、
前回の内容でもわかりにくかった人、

あるいは技術セミナーには
お金も時間もたくさん使っているのに
どうも評価力や治療力が上がってこないという方に
読んでもらえたらと思っています。






例えば、
算数に置き換えるとわかりやすいかもしれません。


17+8=25

14+27=41

こういった暗算が一瞬でできる人にとって、

“計算している”っていう感覚なんてないわけです。


もはや数字を見た瞬間に
反射的に頭の中で答えは出ているわけですよね。


でもそれができない人は、
単純な一桁の足し算、引き算ができるレベルであれば
ひっ算をするかもしれませんし、

あるいはそれも難しければ、
答えの数以上のおはじきでも用意して、
足してみたりするのかもしれません。




私も10年以上前に
初めて姿勢やゆがみについて勉強した時は、

左右の肩甲骨の高さ、

左右の胸郭の高さ、

左右の腸骨稜の高さ、

左右の大転子の高さ、、、

って感じで、
面倒くさかったですけど、
いちいち毎回チェックして
データ収集していた時期もありましたよ。

今はそんなことしてないですけど。




あとは例えば、
肩甲骨の高さが左右で違うとしましょう。

右が高いことにしましょうか。

でもこれって、
左が低いとも言えるわけですよね。



これを
「右が高いのか、左が低いのか、
何を基準に判断しているんですか?」

なんて聞かれた日には、
その他の全部位の左右差とかを診て、
硬さや緩さを診て、
代償作用や運動連鎖の理屈も説明して、
ようやくどちらが高くて、
どちらが低いのか説明ができるわけです。




今さっき初めて算数を習った子に、

「どうしたら一瞬で答えがわかるようになりますか?」

って聞かれたら、
どう考えても

“数をこなす”

以外に方法ってないじゃないですか。



でもそれってスポーツのセンスと同じようなもので、

何年やってもうなくできない人もいれば、

何でもすぐにパッとできちゃう人もいるわけで。



でももしかしたら、

良い指導者に巡り逢うことができれば、
コツをつかめるのかもしれないし。



でもコツを掴んだからといって、

全員がトップアスリートレベルになれる
というわけでもなかったり。





プロとして技術を追求する姿勢は素晴らしいです。

でも、

パッと骨格のバランスを把握して、

パッとどちらが高いのか、
どちらが低いのか理解して、

どこが緩いのか、
どこが硬いのか、
どこを賦活化するのが効果的なのか、
瞬時に判断できるように全員がなれるのかといえば、

私はそうは思えないんですよね。





もし

「勉強して、経験を積めば、
誰でもできるようになるでしょ!」

って言うのであれば、
それって誰でもトップアスリートになれて、
誰でも科学者になれるって言っているような
ものなのではないかと思います。笑





とはいえ、
ハイレベルな人であっても、
まずは基礎ありきで、
そこから経験を積んで、、、

数式の答えだって、
見た瞬間に
反射的に頭の中で答えは出ている
というレベルにいつしか到達できたのだと思います。





そんなわけで、
セミナーや勉強会で教わったことが難しくて、

どうしても
もっと判断基準が欲しくなったり、
もっと見極めるコツを知っておきたくなったり、
してしまう気持ちはわかります。

が、
そこで聞いていること自体が、
有効なようでいかに非有効なことかと、
思うわけです。





なんとなく伝わりましたか?



何もしていない人と比べたら、
セミナーとかひたすら行きまくっている人の方が
まだ偉いとは思いますが、

流行りのメソッドや、
噂のテクニックのセミナーとかに踊らされているうちは、
本質的なレベルアップは到底できないと思いますよ。




とはいえ、
解決策が欲しくなってしまうものですよね。

私の治療家向けスキルアップスクールは、
今回お伝えしたような難しさもこちらが理解した上で、
いかにして評価力や技術力を上げていくか?
ということを常に追求しています。


他のミーハーなセミナーと比べると、
かなり応用力が身に付くと思います。


もっと評価ができるようになりたい、

もっと感覚を良くしたい、

もっとスキルアップしたいと
本気で思っている治療家さんは、
ぜひいつでもご相談くださいね^^
therapy.trainer.f@gmail.com

メール相談はいつでも受け付けていますので♪


ちなみに私のスキルアップスクールの
受講生&修了生だけしか参加できないコミュニティがあるのですが、
今日も完全非公開の
選手とのトレーニング動画をアップしました。

YouTube動画やメルマガでもかなり情報提供はしていますが、
さらに良い情報をアップしたりしています♪










感覚だけど、感覚じゃない。


from 久保田隆介



こんにちは。

昨日は大阪セミナーの開催でした。


多くの方と出会えて幸せです。





さて、
セミナーの中でも話題になった

“感覚”

について書いていこうと思います。



施術家の業界だと、
よく使われる言葉ですよね。



組織の質感、

良いか悪いかの判断、

触る感覚、

見る感覚、

などなど。





例えば、

“感覚”と言ってしまうと理解が難しいということで、

「どのように評価したら良いでしょうか?」

「どのような基準でしょうか?」

というようなご質問をよく頂きます。



でも例えば、

セミナーで何かを教わって、

それをペアの人とやってみて、

その“たった一例”しか経験値がない状態では、

それが良いのか悪いのか?

硬いのか柔らかいのか?

他にどんなケースがあるのか?

まったく想像が付かないことも多いと思います。





だから、
どこまでも簡単な方法をほしがって、
答えを求めようとします。

っていうような人が多いと思います。

何かしら基準を教わらないと不安なんだと思います。





多くの人がそんな性分なのに、
“感覚”って言葉を使ってしまうから、
難しいような、
よくわからないような感じになってしまうのだと思います。


それを、

“経験”とか“場数”っていう言葉に
代えてみたらたらどうでしょうか?





例えば、

硬さ(=柔らかさ)を判断しようとする場合、
10人触った経験があれば、

10人の中で一番硬い人、

10人の中で一番柔らかい人、

10人の平均的な感触、

そんなことがわかります。



これが1000人触った経験があれば、

1000人の中で…

ということがわかります。





これ、
先程も言ったように、

“感覚”って言ってしまうから、

「感覚って言っちゃったらわからないじゃないですか!」
ってなって、

もっと明確な判断基準がほしい、

もっと的確な答えがほしい、

もっと再現性がほしい、

ってなってしまうのだと思います。





でも、
経験値がそもそも低いのに、
熟練者が経験から得た答えだけもらっても、
それは同じことを知ったということにはならない
ということにまずは気付かないといけないと思います。





情報が得やすい時代になっていて、

階段を何段もすっ飛ばして、
とりあえず“答えだけ”が手に入りやすくなっています。

でもみんなけっきょく、
階段を何段もすっ飛ばして、
“過程”で得るはずの深味がないから、
なんだか薄っぺらい人が多いんですよね。





“感覚”って言っている人のほとんどは、
みなさんが思っているような特殊能力的な感覚では
ないと思いますよ。

他の人達よりも思慮深く身体を見てきて、

他の人達よりも「なぜ?」や「どうして?」を
繰り返してきて、

何より経験が豊富で、

成功のための失敗もしていて、

それでその人の中に確立された
判断基準のことを“感覚”と表現している場合が
ほとんどだと思います。





だから、
教わったことはとにかく数をこなしてみる。

それが何よりの糧になるのだと思います。



きっと学ぼうとする姿勢というのは、
どこに行っても評価される反面、

ただ答えを求めようとすることは、
むしろ評価を下げることに繋がるかもしれません。


気を付けないといけませんね…。

何より、
自分で成長を妨げてしまいますからね。

それに気付けていない人が多いということです。





福岡、横浜のセミナーはまだ間に合うので、
気になる方はぜひチェックしてくださいね^^
https://goo.gl/B584ma



P.S
だから本当に最近思うのは、
たった一回のセミナーで、

脳脊髄液の流れが感じられるようになったとか、

頭蓋が動く感覚がわかったとか、

筋肉が溶ける感じがわかったとか、

「はぁ?!」って感じです。


もちろん、
それまでも手先指先の感覚を大切にして、
イメージや流れを感じ取る意識の
あった人であればまだしも、、、

ね。笑


でもこれね、
感じ取ることが難しいことだと
決め付けている事自体も
もしかしたら違うのかもしれないし、
もしかしたら考えている以上に
難しいのかもしれないし、

あるいは講師が言っていることや
感じていることも全部勘違いかも知れない。

答えはどこにもないけど…。

何でも固く考えずに、
いろんな可能性を感じていたいですよね。









2017年7月3日月曜日

歯医者をキャンセルした理由

from 久保田隆介



おはようございます。

明日は台風らしいですね…。



さてさて、
先日、
朝起きて気付いたら前歯が
ちょっと欠けていました…。



で、
近所で探して歯医者に行ったわけです。



明らかに患部の問題だったので、
そこだけ詰めてもらえばOKだと思っていました。



で、
治療する前にレントゲンを撮ってもらったんです。



すると、
レントゲン写真を見た感じで
虫歯っぽい所が2ヶ所あるとのことで、、、

その日は前歯の欠けた部分を詰めておわり。

その虫歯の治療と、
クリーニングをするので、
あと3回来てください。

と言われました。



3回っていうのは、
全然無理な回数ではないですし、

その3回の理由も明確でしたし、

何より久しぶり過ぎる歯医者でド緊張していた(←恥)ので、
何の違和感もなく次回予約を取りました。



でも、
家に帰って冷静に考えてみて思ったんです。



虫歯があるから削りましょうって、
当たり前のようにそれでいいのか?
って。

俺の食事や食生活について何か聞かれたか?

俺の生活リズムに関して何か聞かれたか

歯磨きについて何か聞かれたか?

いくつか選択肢を与えられたか?



っていうと、
どれも無かったわけです。



あとはそもそも保険だから仕方がないのですが、
とても混んでいてバタバタしている様子でした。

それは、
なんとなく接骨院事情と照らし合わせて
状況は理解できますが、
それにしても、
もうちょっと丁寧にしてほしかったなー
という感じはありました。




我々の業態でいえば、
腰痛に対して腰ばかり60分マッサージをしたからといって、
それが良いというわけではありません。

然るべきところにアプローチして、
もし5分で腰痛が軽減したら、
それはとても価値があることです。



とはいえ、
けっこう混んでいて若干雑な感じがしたということです。




でも、
その先生の喋り方、手際、説明のスムーズさなどに、
何か大きな不満を持ったわけではまったくなくて、

「これが保険医療の限界なのかな…。」

って感じたというところです。

一般の患者さんで
ここまで考える人もいないと思いますけどね。笑




何しろ、
食事や生活習慣について聞かないで、
「虫歯があるから削りましょう。」っていうのは、

我々の業態でいえば、

あなたの行動パターンとか思考パターンとか
クセとか習慣とかどうでもいいですけど、
とりあえず腰が痛いなら腰を揉みましょう。
肩が凝っているなら肩を揉みましょう。

ていうのとまったく同じなんですよね。



虫歯もそう、

内臓疾患もそう、

運動器疾患もそうですが、

どれだけ食事に気を付けて運動習慣を良くして、
身体のケアも日頃からばっちりしていても、

不具合が出てしまう確率が0%になることは
ぜったいにありません。



でも、
起きている事象に対して直接アプローチするだけというのは、
あまりにも安易だと感じてしまうわけです。




保険で安価でやってもらえて、
それに対して

「全身のことと生活習慣についてもちゃんとカウンセリングして、
時間もしっかり取って関連要素や予防についても解説してくれ!」

というのは、
どう考えても無理があります。

だから、
自分がされた対応に文句もありません。





そもそもですが、
健康保険というのは、
悪くなった状態にだけ適応されるシステムです。

検診や予防には健康保険は適応にはなりません。

しかもこちらの支払いが安いということは、
医療機関もたいして儲からないということです。
つまり、
大人数を診ないといけなくなるわけです。

そりゃーバタバタする程、
予約を詰めるわけです。




つまり、
本当に身体を大切に思い、
予防を考え、
適切かつ丁寧な処置を受けたい。

となってくると、
そこに時間対費用が見合うようにというところまで
考えたら、
当然自費で高額になるわけです。

だから最近、
自費の治療院だって歯医者だって増えているんですよね。




ともあれ、
そんなことやあんなことをいろいろ考えて、

別に食事指導を受けたいわけでもなければ、
生活習慣指導を受けたいわけでもないんですけど、

「虫歯があるから削りましょう。」

っていうのはちょっと違うなっていうか、
信用できないなって思ってしまい、
残念ながらキャンセルしてしまいました。




自分も普段、
次回予約を取って帰った人から
キャンセルの連絡があったりすると、
正直けっこうむかつきます。

でも久しぶりに自分がキャンセルする側に立ってみて、

「何か価値観が合わないということに
あとから気付くということもあるのかな…。」

って思うことができました。




一方、

「とにかく辛い患部だけやってくれ!」

っていう人に対して、
丁寧に何やらかんやら、、、
ってやってしまうのは、
逆に不満を与えてしまうことになるのかもしれません。

そう考えると、
サービスというのはやはり相手ありきです。

とはいえ今回は、
保険が使えて安いから良いというわけではない
ということを身を持って体験できました。


もしあの場で、

「ちょっと高くなりますけど、
丁寧にしっかりやるプランもありますけど、
どうされますか?」

なんて聞かれていたとしたら、
間違いなく高くてもお願いしていたと思います。





うちに来てくれる患者さんに対して思うことですが、、、


痛みが取れれば良いなら、
注射で麻酔系の処置をしてもらうのが一番です。
整形外科やペインクリニックで、
ぜひやってもらってください。


患部の刺激が欲しいだけなら、
60分2980円のところが一番コスパが良いですから、
ぜひ行ってみてください。


とにかくその場限りで、
ちょっと患部だけ刺激されて電気ピリピリして、
とにかく安く頻繁に通いたいなら、
不正請求してでも保険を使っている
その辺の整骨院(接骨院)に行ってください。


もし、
施術のことも運動のことも考慮して、
カウンセリングにも時間を取って、
コミュニケーションもしっかり取れて、
自覚している患部の症状以外の関連要素についても
しっかり説明を受けて、
できる限り良い状態を保って予防に取り組みたい人は、
ぜひうちに来てください。


って、
これからはもっと自信を持って言えそうです。笑


少なくとも自分は、
「安くて良かった~」と
安易に思うことは、
自分はありませんでした。





このネタについては、
このまま書いていたらあと1万文字は書けてしまいそうなので、
この辺にしておきます。笑





最後に、
これは全国民にわかって頂きたい。(←わりと本気)

保険治療というのは、
既に悪くなっているor痛いものに対して、
対症療法的に最低限の対処をするためだけの制度です。


関連要素への対応、
根本への対応、(←“何が根本なのか?”とかいう難しい話は今回はナシ。)
予防、
日頃から快適に生活するためという分野に対しては、
保険は適応外です。



また、
このマインドはある人ない人の差が激しいですが、
サービスには必ず“時間と人”が関わります。

時間が長ければ当然費用が発生しますが、
仮に時間が短くても、
そこに当てられる技術料や知識料は高価なものです。

あとは当然、
人件費というのも決して安くないです。


あなたが
「この程度でこんなに高いの?!」
って思うようなサービスもあるかもしれませんが、
だったら自分でできるんですか?


たとえ100円ショップのショボい商品だって、
自分でゼロから作れるものなんてほとんどありませんよね?



これからも、
価値をわかってくださる方とお付き合いできればと思います。

患者さんも、同業者も。



それでは。







2017年7月2日日曜日

イケメン


from 久保田隆介



今回は業界事情や治療のこととは
まったく関係ありません。



勝手な独り言です。笑





専門学生の頃から、

真のイケメンでいたい

と思うようになりました。



イケメンの定義は人それぞれかと思います。

ファッションや髪型とかと同じで、
自己満足でいいと思います。

ぶっちゃけた話、
顔は変えられませんから。

僕もかっこいいと言ってもらえることもあれば、
キモいと言われることもありますが、
それは仕方ないですからね…。笑




そこで、
いつからか自分の中で定義としている
イケメン像があります。

達成までだいぶ足りていないですが、
僕の考えるイケメン像を大公開します。笑




①年齢✕100万円の年収
→30歳なら年収3000万円

②収入に付随するオプション。笑
→家のローンなし、車持ってる、プラチナカード持ってる。

③ウェイトトレーニングBig3合計400㎏
→まぁまぁだと思います。

④100㎞マラソンを完走できる
→フルだと完走できる人も多いので、ウルトラです。

⑤ちゃんと休みがある




この5つです!

残念ながらどれも未達成です…。



あとは鼻毛が出ていないとか、
ちゃんと眉毛整えてるとか、
歯がキレイとか目ヤニが付いていないとか…。

っていう細かいのはいろいろありますが。笑



とにかくこの①~⑤が達成されたら、
自分の中ではイケメンっていうことにしています。




車はいつでも買えるし、
プラチナカードもいつでも持てるけど、
無理しててもかっこいいと思わないので、
あくまでも①があっての②です。



ウェイトはいちばんやっていた時は
BP110㎏、SQ160㎏、DL165㎏で、、、

これだと合計435㎏ですね。

今はそんなに挙がらなくなっちゃったので、
最近またがんばり直してます。



100㎞マラソンも一回出たけど関門で引っかかりました。
一応58㎞の大会は完走したことあります。



あとは、
やはり休みがあって、
家族との時間とか趣味の時間もないと
ダメだなーと思います。




そんなわけで、
現状①~⑤はどれも達されていません…。



来年の10月の誕生日までには、
すべて達成したいと思っています。





あなたは、

なりたい自分像を明確に決めていますか?



一度考えてみるとおもしろいですよ♪