2017年8月29日火曜日

情報だけ得ても、、、

from 久保田隆介



こんにちは。



ちょっと10年前を思い出してみます。

自分がこの業界に入って間もない頃です。




学校で教えてもらった
セミナー情報サイトを見ても、
そもそもセミナーがない時も
けっこうありました。




友達が何をしているのか?
どんなところで働いているのか?
どんな活動をしているのか?

なんていうのは、
直接メールをして、
「最近どうしてる?」
って聞かないとわかり得ませんでした。




FacebookやツイッターなどのSNSはおろか、
ブログをやっている人もほとんどいなかったし、

知識、技術、情報を得るには、

先輩や師匠に聞くか、

数限られたセミナーなどに
直接足を運ぶくらいしか無かったわけです。




ちなみにアメーバのサービス開始が2004年、
Facebookの日本公開は2011年だったそうです。

つい最近ですよね。

それまでは今みたいに

ケータイを開けば情報が溢れてる

なんていうことはなかったわけです。

※そもそも今は“ケータイ“とも言わないか…




で、
こんなにも情報が溢れているのに、
なぜ現場で結果を出せずに悩んでいる
治療家が多いのか?


というと、

整理が下手だから

っていうのが大きいと思います。



あとは、

情報だけ得ても結局実践できないから

これに尽きますよね。




これ、
スポーツに例えると
本当によくわかるんですよね。

極端な話ですが、

「フルスイングすると
ホームランが打てるんだ!!」

って思ってその映像を見ていても、
ホームランが打てるようには
なりませんよね…。




身体のことも、

あるいは治療のことも、

溢れて余るほどの情報を手に入れても、
けっきょく現場で使えない人が
ほとんどなんですよね。




だから、
手技そのものとか、
“これはこう!”っていう情報も
もちろん大事だとは思いますが、

それよりも先に、


そもそもの身体の仕組み、

人の身体に触れる時の基本、

治療の進め方、

情報の整理の仕方、

施術センスの磨き方、

患部だけにとらわれない発想の仕方、

そして評価や見立て、、、


この辺をしっかりしないと、
いくら情報を得ても、
けっきょくもったいままになるんですよね。


だから、
何法とかでもなければ、
何とかテクニックとかでもないわけですよ。




でも、
こういうこと言っても、
けっきょくほとんどの人には
伝わらないんですけどね。



伝わらないから、
その程度のレベルなのかなって思います。



伝わらないというか、
わかった気になって、
けっきょくミーハーなセミナーとかに
行ってしまう人が
やっぱり多いんですよね。





あなたは、
どんな治療家になりたいですか?


もう頭が凝り固まっている頑固オヤジとかは
正直どうでもいいですが。


これからがんばっていきたいけど、
どうやって技術を磨いて行けばいいのか…
そんなことで悩んでいる方がいれば、
ぜひ会いたいです。



治療家としてのベースから
しっかり整えて、
自信が持てるようになりたいと思いませんか?


これ、
現場の先輩も教えてくれないですよ。


わかった気にだけはならないでくださいね。


だって、
ほとんどの人ができていませんから。


興味ある人は、
ぜひここで会いましょう。
http://tt-fusion.blogspot.jp/2017/08/blog-post_47.html




それでは!








2017年8月28日月曜日

まずは自分が、、、

from 久保田隆介



こんにちは。



パーソナルトレーナーって、
そもそも筋トレ好きが多いので、
良い身体をしている人が多いです。


インストラクターなどの
運動指導者も、
そもそも動いて魅せるのが仕事なので、
だいたいがスタイルが良いです。


それと比べて治療家は、、、



Facebookなんか見ていても、

健康を害するレベルのデブも多い

ですよね。。





安心感

優しそう

頼りがいがありそう



そんな言葉で見繕うのも
OKかもしれませんが、

やはり健康をお伝えして、
人様を管理する立場として、
健康を害するレベルのデブでいることは、
やはり良くないですよね。



あとは、
逆に健康を害していそうな
頼りないもやしも、
それはそれで問題かと…。




体調崩したり、
あるいは腰や膝や手首などを
痛めていたり、
そんなのも良くないですよね。

※以前のブログ
手首や腰を痛めている施術家のあなたへ





あとは、
自費でやっていくのであれば、

お客さんに使ってほしい額を
自分も毎月何かに使う(投資する)べき

というのもよく言われていますよね。



自分はケアもトレーニングも
だいたいセルフか仲間内かなので、
そこにはお金を使っていませんが、

その代わり、
お客さんに使ってほしい以上の額は
サプリメントか勉強に使っています。




あなたは、
自分が見本になって、
他人に言えるだけの自己投資をしていますか?





さて、
思い付きなので反響があっても無くても
どっちでもいいんですが、

治療家で、
本格的に筋トレをしたことがない人って
たくさんいると思います。



で、
僕は普段、
本当に痛みや不具合があって困っている場合を
除いては、
同業者への対応はお断りしているのですが、
(見学したいとか、施術を受けてみたいとか。)

今回、
治療家(施術家)で、
パーソナルトレーニングを受けてみたい人を
募集してみます。



限定10名です。
※通常の一般価格になります。


条件は
□治療家(施術家)であること
□本格的な筋トレをしたことがない人
□がっつり筋トレをしてみたい人
□治療とトレーニングの融合について話がしたい人


以上です。

ちなみにうちの治療院は、
横浜市都筑区です。
(院内にジムスペースがあります。)


ご希望の方は、
ぜひこちらにメールくださいね^^
therapy.trainer.f@gmail.com

Facebookの
メッセージでもOKです♪




それでは!








2017年8月26日土曜日

不毛な質問

from 久保田隆介



本気でスキルアップしたい
治療家のあなたはこちら
http://tt-fusion.blogspot.jp/2017/08/blog-post_47.html



こんにちは。



私もこれまでに、
かなりの数のセミナーを
開催させて頂きました。


そこで、
多くの受講生に聞かれたこと。



あるいは、
自分が受講したセミナーで、
他の受講生が講師に聞いていたこと。




「その手技の効果はどれくらい持ちますか?」



知らんがな!!!!




この質問をしている人を見ると、
残念ながら治療家としてたいしたレベルでは
ないということを思ってしまいます。




1年目の先生のマッサージでも、
ほぐれたあと10日間
調子が良い状態が続くかもしれません。


あるいは、
誰もが認めるゴッドハンドの治療でも
翌日には戻ってしまうかもしれません。




その手技がどうなのかということよりも、

そもそもその介入が
表面的な症状のルーツに対して
どれだけ的確だったのか?

その患者の
施術後のライフスタイルはどうなのか?


など、
手技によって起こった変化の
持続性を決定する要因は
無限にあるということです。




気持ちはもちろんわかるんですけどね。

でも、
その質問をする時点で、
身体のこととか治療のことを
本質的に理解していないんだなって、
たぶん多くの先生に思われてしまいますよ?





“質問の質”



ってとても大事で、
それによって見透かされてしまうことも
多いと思います。




気を付けたいですね。


治療に自信を付けたい先生はこちら
http://tt-fusion.blogspot.jp/2017/08/blog-post_47.html











2017年8月23日水曜日

俺の武器

form 久保田隆介



こんにちは。



こうしてブログを書いたり、

Facebookを書いてみたり、

動画配信したりしていますが、

僕より治療技術が優れている先生は
たくさんいると思います。



それに、
治療は考え方も様々ですから、
一概に技術の優劣を付けること自体が
難しいこともあると思います。




そんなわけで、
治療技術のランキング(?)の中で、
どれくらいの立ち位置かはわかりませんが、

ほとんどの治療家に
まず負けないだろうと自信を持てる
武器が2つあります。



それが、
運動指導とテーピングです。





運動指導(トレーニング指導)は、
自発的な筋活動をして、
いわゆる運動学習をさせることができます。

正しく実施できるのであれば、
それがセルフケアにもなるので、
来院と来院の間を繋ぐことができます。

何より、
施術では難しい“予防”の領域にも
踏み込むことができます。

せこせこシステムでリピートさせなくても、
良い関係性を構築できます。

※秘密の資料の1ページ



テーピングは、
かれこれ10年くらいこだわって
やって来ています。

アライメント補正、
動作の誘導、
伸張ストレスの補強、
関節や疼痛患部の圧ストレスの緩和
などに使ったりします。

何より、
最近はキロテープと出会えたおかげで、
1週間とか貼りっぱなしにしてもらうことに
抵抗がまったく無くなったので、
テーピングはまさに
来院と来院の間を繋ぐことができます。




逆にいつも思うのですが、
運動やトレーニングについてあまり考えず、
テーピングも使わない先生は、
来院と来院の間のことをどう考えているのか?

物凄く気になります。

良いとか悪いとか、
そういうことではなくて。

逆に自分が知らないツールがあるなら
知りたいです。




いつも患者さんと一緒にいられる
わけではないので、
一緒にいない時でも効果を発揮する何か
必要だと思っています。

それが、
運動とテーピングかなって思っています。



あなたは、
次回の来院までの間、
ちゃんと効果が持続すると
思って治療しているんですか?

そうでないとしたら、
それを補う武器は持てていますか?



運動指導やテーピングにご興味のある先生は、
ぜひご相談くださいね^^
therapy.trainer.f@gmail.com


本気でスキルアップしたい先生はこちら
http://tt-fusion.blogspot.jp/2017/08/blog-post_47.html


■キロテープの何が良いのか?■
従来のキネシオロジーテープは、
すべての製品が“綿”でできていたため、
当然濡れてしまえば水を含み、
それがかぶれや痒みの原因になっていました。

しかし、
㈱キロアルファ社のキロテープは、
ポリエステル主体のマイクロファイバーで
できているため、
そもそも水分を圧倒的に含みにくく、
速乾性が非常に高いため、
従来製品と比べると
圧倒的にかぶれや痒みが出にくく、
長期間貼っておいてもダメージが少ないのです。

単純にモノが良くて気に入っているので、
同業者の伸縮性テープを使っている先生には
会えばオススメしているのですが、
一度でも使った先生は、
みんな愛用しているくらい、
誰でも違いがわかります^^

何より、
今までかぶれたり痒みだったりで
テープが貼れなかった患者さん自身が、
「これなら大丈夫!」と
喜んでくれます♪

ご購入はこちら
https://kiloalfa.co.jp/product/kilo-tape-pe/



それでは!








2017年8月21日月曜日

本気でスキルアップしたい治療家のあなたへ



from 久保田隆介



こんにちは。




さて、



〚本気でスキルアップしたい治療家のあなたへ、、、〛


ということですが、
みなさんは、
最近どんなセミナーに行きましたか?



何とか法のセミナーでしたか?

何とかメソッドのセミナーでしたか?




それももちろんおもしろいと思いますし、

現場で結果を出せるきっかけに
なるかもしれません。

良い手法もたくさんあると思います。




ただ、
大事なのは、

それが何法なのか?

ということではありませんよね。





何か名前の付いた

○○メソッドとか、

○○テクニックとかが大事なのではなく、

それを引き出しの一つとするためには、
あくまでも

身体をどのように捉えるのか?

ということが非常に重要です。




まずは評価ありき、見立てありきで、


どんな症状にも対応できて、


あるいは既に持っている治療法とも
組み合わせることができて、


自費でも自信を持って提供できて、


時短にも使えて、


ゆっくり施術するのであれば
そのベースとしても使えて、


術者への負担も少なく楽にできて、


単価も上げられて、


何よりこれまで以上に
症状を改善できるノウハウがあったら、


それを学んでみたいと思いませんか?




治療とトレーニングの融合実践会の
“スキルアップスクール”が、

既に3期開講しています。



受講されている先生は、

□これから開業を控えている、
□既に開業していて、自費にしていきたい
□評価や見立てに基づいた治療がしたい
□どのセミナーに行ってもピンと来ない
□治療技術に自信を持てるようになりたい
□患部にしか目が行かない状態から抜け出したい
□患部だけでなく、全身を診られるようになりたい

そんな想いを持った先生方が
受講してくださっています。




では、
スクールでは何をやるのか?

というと、
手技はもちろん、

評価や見立てを大切にします。



どんなに優れた手法でも、
あくまで引き出しの一つに過ぎません。


けっきょく多くの治療家は、
引き出しが増えても、
引き出しの選び方と開け方が
わからないままなんですよね…。



また、

立つとはどういうことか?

動くとはどういうことか?

などの身体の仕組みを基礎から
しっかりと理解して、

どんなに真新しい情報が出てきても、
今後一切迷わなくなる思考力を
身に付けていきます。


あとは内容が気になるのであれば、
せっかくYouTubeをやっているので、
ぜひそちらもご覧ください。




最新動画でスクールの様子をアップしました。
他にも300個以上の動画があります。


動画でお伝えしているような考え方は、
どれもごく基本的なことですが、
多くの先生方から反響を頂いています。

そんな思考があなた自身で
できるようになりたいと思いませんか?







今までもセミナーなどでお会いした先生から、

「先生のそれは何法ですか?」

なんて聞かれることも多々ありました。



そんなことを聞いてしまう先生こそ、
ぜひ受講して頂きたいです。



何法とか、

何とかテクニックとか、

そんなものにとらわれない思考力を
身に付けて、
他の治療家と差を付けたいと思いませんか?



運動器疾患には、
特に強くなりますよ。




それでは、
詳細をお伝えする前に最後のご案内です。




今まで年間スクールの募集をした際には、
毎回定員以上の先生方から
お問い合わせを頂いていました。

しかし、


「受講したいけど、
ちょっと料金が高いな…」

「1年間だと、
さすがにスケジュールに自信がないな…」

という人も多かったです。


ですから今回は、
期間も料金も約半分です!

これで誰でも受講できると思います^^



さらに、
3つのサービスでさらに受講しやすく、
お得感もアップしています!!



〚嬉しいサービス〛

■①振替受講サービス■

今回は1期~4期までご用意しておりますので、

例えば、
「1期で受講したいけど、
③だけ都合が付かないんだよな…。」

などの場合、
事前にお伝え頂ければ、
その回だけ振替受講することもできます。

もちろん費用はかかりません!


■②限定コミュニティの参加権■

“治療とトレーニングの融合実践会”では、
日頃からFacebook等での情報発信をしていますが、
スクール受講生限定のコミュニティを作り、
そこで限定の情報発信をしていきます!

→ここで経営やリピートなどの情報も
共有していくので、
受講後のメリットはスキルアップ以外にも
たくさんあります♪


■③来年の新セミナー特別割引■

来年から、
治療院内でトレーニング指導に取り組みたい
治療家向けの
“機能改善トレーナー養成セミナー”を
本格的にスタートする予定です!!

今回のスクールを受講して頂いた方は、
そちらのセミナーを
特別価格でご案内予定です。
※時期等未定





今回のような形式で開催するのは初ですが、
今後同じようなスクールを開催する予定は
今のところはありません。

各期、
先着15名までです。

会場の関係で、
それ以上は増やすことができません。



料金的にも、
システム的にも、
これ以上に受けやすくなることはありません。

チャンスは今だけですよ^^


【詳細】
治療とトレーニングの融合実践会
徒手アプローチハーフスクール


-日時-
第1期 各日程9:00~13:00
①9/24 ②10/29 ③11/26 ④12/10 ⑤1/14 ⑥2/11

第2期 各日程17:00~21:00
①9/24 ②10/29 ③11/26 ④12/10 ⑤1/14 ⑥2/11

第3期 各日程9:00~13:00
①10/22 ②11/12 ③12/3 ④1/7 ⑤2/4 ⑥3/4

第4期 各日程17:00~13:00
①10/22 ②11/12 ③12/3 ④1/7 ⑤2/4 ⑥3/4


-会場-
横浜市内
※申込み完了後、自動返信メールにて
お知らせ致します。


-定員-
各クール先着15名


-お申込み-
こちらのリンクから
フォームを送信してください。
⇒今すぐ申し込む


-受講費-
受講費についてですが、
通常の通年スクールでは、
月1回の対面講義に加えて。
個別サポートなどのオプションも付けて
年間60~100万円でやっています。

ですから、
今回は最低でも30万円くらいでの
開催にするつもりでした。

ですが、
一人でも多くの先生に受講して頂き、
良質なネットワークを作っていくことを
目的としているので、
できる限り参加しやすくしたいと考えました。

ですから今回は、
8月中にお申込みの方に限り、
24万円(税別)でご受講頂けます!!

⇒今すぐ申し込む



今回のスクールは試験的に
半年(計6回)での開催となりますが、
正直それ以下の回数になると
内容が不十分になるので、
期間としても金額としても、
今回以上に受講しやすくなることは
今後ないと思います。


これまで当会のセミナーに参加されて、
もっと深く学びたいと思った先生、

スクールに参加したいと思っていたけど
一歩が出なかった先生は、
ぜひこの機会を逃さないでください!!

⇒今すぐ申し込む




最後に、
過去にスクールを受講された先生方の
インタビュー動画を載せておきます。


あなたは、
今の技術のままで滿足できていますか?





『いろんな技術セミナーに行っても、
なかなか治療の軸ができない先生は
ぜひ参加してほしい』
by福田先生



『患者さんの身体や実際の現場を
イメージしやすい講義だった』
by澤田先生



『治療の引き出しが増えた。
学生からベテランまで、
すべての先生にオススメ。』
by清水先生



『すべてが新鮮なのに、
わかりやすくて難しくなかった』
by杉生先生


⇒今すぐ申し込む











筋肉痛の一つの説の否定

from 久保田隆介



こんにちは。




みなさんは、
筋トレってしますか?



僕はけっこう筋トレしますが、
だいたい筋肉痛になります。



今回は筋肉痛についてですが、

結論から言うと、
「筋肉痛はまだ科学的に解明されていない」
とはよく言われていますし、
僕の中でも整理が付いていません。


が、
一つの説を否定しておきたいと思います。



よく言われている説の一つに、

筋肉が微細損傷している

という説がありますが、
それについてです。



しかも、
けっこう当たり前のように
有力説っぽく言われていることも多いです。




でも、
よく考えてみてください。



足首をひねって靭帯がやられた直後に
足首のストレッチなんてしたら、
猛烈に痛いじゃないですか。

同じく、
肉離れした直後に
患部のストレッチなんてしたら、
激烈に痛いじゃないですか。




でも、
筋トレしていて、
セット感にするストレッチなんて、
せいぜいイタ気持ち良い範疇で、
むしろ短縮したのが伸びていくような
心地良ささえあります。

何より、
どんなカタチであれ損傷しているのだとしたら、
翌日は痛くないのに、
翌々日に痛くなるとか、
ちょっと考えにくいですよね。





ってなわけで、

損傷=筋肉痛

っていうのはちょっと違うかなって思っています。





何より、
筋肉痛が瞬時に解消できる方法を知ってしまうと、
損傷が瞬時に治るなんて考えにくいわけで、、、

やはり

損傷=筋肉痛

っていうのはちょっと違うかなって思います。





とはいえ、
あくまでも筋肉痛だって、
パターンは一つではないはずです。



いくつかある筋肉痛の出方の一つは、
もしかしたら損傷によるものかもしれませんが、

多くの一般的な、
日常生活や筋トレで起こるような筋肉痛については、
損傷的要素は極めて関連性が低いと考えています。



それでは!






2017年8月19日土曜日

計算したことある?

from 久保田隆介



こんばんは。




最近は、
一人治療院で月商300万円とか、
すごい人だと400万円とか、
けっこういるみたいですね。



自分も月商(治療以外も含めて)で
それくらい行ったことはありますが、

一人治療院で、

受付さんもなしで、

治療(施術)の売上のみで、

回数券なしで、

なんていう人もいるから正直驚きです。




で、
そういう先生たちの一部は、
そのまま経営コンサルなんかを
始めたりしますね。



すると、
盲目にそのすごさに憧れる人は、


自分も月商300万円行きたいです!


とか言うわけですが、

それ、計算したことありますか?





治療家って、
経営しようとするわりには、
数字が苦手な人がけっこう多いように思います。



なので、

きっとすごい経営手法があるのでは?!

秘伝の運営システムがあるのでは?!


って勘違いしてしまいがちですが、



どんなにすごいと言われる先生でも結局は、

単価×人数

でしか売上は立ちませんからね。




そこに、
何日運営して、
一日何時間開けるのかを加えたら、

必然的に、
一日に何人診て、
単価はいくらで、
何日やるから、
月商いくら。

ってなるわけで、
それ以外に計算法はありませんから。




だから僕は月商が物凄い先生に対して、

治療技術がすごいんだろうなーとか、

システムがすごいんだろうなーとか、

そんなことはまったく思わなくて、


単純に

マジですげースタミナしてんな!!


としか思いません。笑





けっきょく掛け算でしかないので、

まずは目標売上を決める。

月に何日営業するか決める。



ここまで来たら、
あと決めるべき要素は3つ。

①一日に何人診るか?

②一人あたりどれくらいの時間でやるか?

③単価いくらでやるか?



これだけ。

で、
①~③の中で一番優先順位が
高いものを選択して、

それに合わせてあと2つの要素を確定する。



それしかないです。





ただ単純に

すごいなー

自分も目指したいなー

ではなく、
ぜひ一度計算してみてはいかがですか?




で、
自分のポリシーに反することのない
目標設定をすればいいのではないでしょうか^^




それでは!


2017年8月18日金曜日

手首や腰を痛めている施術家のあなたへ

from 久保田隆介



こんばんは。




最近Facebookを見ていると、
同業者の人たちが、

手首を痛めたとか、

腰を痛めたとか、

そんな投稿をよく見かけます。




日常生活でふいに痛めたとかの方が
まだ全然良いと思います。

あとは
思いっきりスポーツをしているとか、
がっつり筋トレとかをしているとか。

それは時に仕方がないこともありますよね。




でも、

最近(予約が)忙しかったからかな、、、

とか、

施術しっぱなしだったからかな、、、

とか、

負担がかかってたのかな、、、

とか、

そういう人に限って、
あたかも忙しくて頑張り過ぎたかのような
投稿が多いように思いますが、、、

残念ながら、
完全に施術が下手なだけですから…。苦笑





ちゃんと上手く全身が使えていて、
施術に必要なポジショニングとか、
力のかけ方とか、
テコとか、
そういったところができていれば、
手首も腰も痛くなりませんから。




さらに残念ながら、
自分が必死に身体を痛めながら
やっているような施術では、
相手の身体は良くなりませんよ。


よく考えてみてください。




とはいえ、
いくら施術にあたってのテクニックが
大事だと言っても、

さすがに、
身長148㎝体重45㎏の女性セラピストが、

身長200㎝体重120㎏の男性選手の
ケアを立て続けにやっていたとかであれば、

そりゃーさすがに
自身がどこか痛めてしまっても
仕方がないようなこともあるかもしれません。





だからこの、
施術で身体を痛めているってことは
施術が下手くそだっていうことに関しては、
特に男性に向けた話です。


もし、
押圧するにしても、
ストレッチかけるにしても、

標準的な男性が全力でどこか痛める程
がんばらないといけないような力が
必要だと感じるような状態なのであれば、

それこそ患部以外の、
もっと他の要素から改善していくべきだと
思います。



その“患部以外の他の要素”っていうのが、

果たして運動器の問題だけなのか?

というのは、
もちろんわかりませんけどね。





そんなわけで、
指や手首や腰を痛めている施術家のあなた!!


残念なままでいないで、

もっと楽に施術できるように
頭を使いましょう。



きっと、
あなたもお客さんも、
もっと良くなりますよ。笑




それでは!


2017年8月12日土曜日

時短しなくてもいい。

from 久保田隆介



こんにちは。



最近は自費移行云々というブームを超えて、

時短

高単価

その2つが騒がれていますね。



確かに、

間違いなく、

どう考えても大事だと思います。




売上って、

単価✕数

でしかありませんから、




売上を上げるということは、

単価を上げるか、

人数を増やすかしかなくて、

もはや予約枠がいっぱいなのだとしたら、

時短して診られる人数を増やすしかないと、

そういう理屈ですよね。





で、

コンサルの人とかがよく言うのが、、、

価値が伝われば高くても受けてくれる

売れる仕組みが大事だ

ビビってないで値上げしろ



まぁこんなところでしょう。




でも、

じゃぁあんたら1回の治療費、
10万とか20万にしたら?

って思いますが、
さすがにそこまでは行かないじゃないですか。



けっきょく、
なんだかんだギリギリの範囲を
探ってるってことなんですよね。笑





時短だって、

僕はやったけど嫌でした。


けっきょく対応が粗雑になりますし。

お客さんを大切にできないような気がして…。


まぁ一人10分とかでやっている
時短先生もたくさんいると思いますし、
それで成り立っているのは、
それはそれですごいと思います。





でも、
料金にしたって、
時間にしたって、
自分がやりたい方向性で良いと思います。





誰だって、
何かしらやりたいカタチがあって
開業したはずです。




自分が何がしたいのか?

どんな治療やサービスがしたいのか?

どんな環境を作りたいのか?


大事なのってこれですよね^^





確かに売上を上げるには、
物理的に値上げか時短しかないんですけど、

まわりに流されて、
なんとなく値上げして時短して、、、

ってやってもしょうがないですからね…。



時短したい人はすればいいし、

したくない人はしなければいいし、

それ以上でもそれ以下でも
ないと思います。



どう思いますか?





月曜日にちょっとしたお知らせをするので!!

僕のブログや動画を気に入ってくれていて、
まだメルマガ登録していない人は、
ぜひお早めにしておいてくださいね~♪
https://form.os7.biz/f/d345fdd5/




それでは!







2017年8月11日金曜日

なんで硬いのか?

from 久保田隆介



こんにちは。



今日ご来院された60代の女性。

とても気に入って頂いております。



今日はなんだか、
いつもより腰の筋肉が硬かったんですよね。



最終的に硬さ自体はさほど変わりませんでしたが、

ご本人が
「とても楽になった。」
っと言ってくださったので、

まぁそれで良しとします。



「先生、なんで硬かったんですかね?」



と聞かれましたが、



「わかりません。」



と答えました。





負担がかかったから硬いとか、

バランスが崩れていて硬いとか、

挙げればキリがないですが、

どれも正解の可能性はあるし、



逆に言えば、

ぜったいにこれが正解でしたなんていうことは、

わかるはずがありません。





例えば、

すごく脊柱のアライメントが崩れていたとして、
(真っ直ぐではないという意味)

それを真っ直ぐにしたら
筋肉の硬さも解消されたとします。





だからといって、

その結果を経て

“ゆがんでいたから硬くなっていた”

と結論づけて良いのかというと、

そういうわけでもありません。





結果的に変化が出たからといって、

その変化のきっかけとなった事象を

あたかも表面的に出ていた症状(状態)の

原因であったと結論づけてしまうことは、

あまりにも安易過ぎます。





風が吹けば桶屋が儲かるそうですが、

では桶屋が儲かっている時に
いつも風が吹いているのか?

といえばそうではないですし、


風が吹いていなくても
桶屋が儲かっている時もあるでしょうし、

逆に風が吹いていても
桶屋が儲かっていない時はあるでしょう。




そういうことです。




例えば1つの手技をやって改善したからといって、

「この症状の時にはこの手技をやればいいんだ!」

ではなくて、
もう一歩先まで考えてみましょう。




もちろん、私もです。



それでは!






2017年8月9日水曜日

運動指導者のあなたへ

form 久保田隆介



女性インストラクター、
パーソナルトレーナーのあなたへ…。

そして、
女性セラピストのあなたへ…。


こちらを必ずご覧ください。
そして、
このブログの続きも読んでくださいm(__)m
https://goo.gl/Gg4tJ8



この企画、
インストラクター、
パーソナルトレーナーなどの
運動指導者であれば、
男性でも大歓迎です\(^o^)/


セラピスト、治療家につきましては、
女性限定でお願いしますm(__)m



理由は、
そのセミナーやスクールに行っても、
男性が多いからです。

「もうちょっと女性がいれば参加したいな、、、」

なんていうニーズもあるのではないかな?



と考えたので、
今回は運動指導者向けの企画ではありますが、
セラピスト、治療家でも女性であれば
ぜひご参加ください♪





私は長らく、

徒手アプローチも、

トレーニング指導等々も、

優劣なく勉強してきましたし、
試行錯誤してきました。



今も運営スタイルとしては、

まずは評価をして、

お客さんの調子が良ければ、

「今日は良さそうなので、
トレーニングから行きましょう!」

とか、

「今日はまずはバランスを
整えてから動きましょう!」

とか、
そんな感じでやっています。





そのケアのアプローチが例えば、

ストレッチしか無かったら、、、

あまりにも不十分過ぎますよね。



ピラティスもヨガも
もちろん良いものだと思いますが、
まったく万能ではありません。




賛否両論あると思いますが、

私は、
もっと徒手アプローチにも理解があり、
多少は実践できるレベルの運動指導者が増えて、

トレーニング指導や機能改善エクササイズの
指導ができる治療家が増えて、

さらに
お互いに連携を取れることが理想だと思っています。




そのために動いていきたいのです。




整体院で、
「今日はジム行ってきてください!」
なんてぜったいに言わないし。


ジムで、
「今日はまず整体行ってから
もう一度来てください。」
なんてぜったいに言わないし。



だったら、
お互いにもうちょっとスキルアップする必要が
あると思いませんか、、、?





僕は思っているから、
何か形にしたいと思いました。



賛同して頂ける運動指導者、
治療家の方との輪が広がっていって、
いつしか理想のコミュニティが
できたらいいなーと思っています^^


よろしければ、
こちらをご覧ください♪
https://goo.gl/Gg4tJ8




それでは!











この業界はヤバイ。

from 久保田隆介



みなさんこんにちは。





さて、
最近(というかだいぶ前から)感じている、
この業界のヤバさについて
書きたいと思います。笑




まず、
世の中サラリーマンが過半数ですよね。



残業80時間以上が過労死ライン
言われているそうです。



僕の兄が、
大卒で最初に入った会社も
それはまぁ大変な過労ブラック会社で、
残業というか日勤からの夜勤とかもあって、
いつ見ても死にそうな顔をしていました。

でも、
残業代はちゃんと付いていたようで、
死にそうな代わりに
けっこう稼いではいたようです。




それはさておき、

僕の友人でも、
誰でも知っている有名企業に勤めている
友人がいて、

「けっこう稼いでんの?」

なんて聞いたんですよね。

今から1年くらい前のことです。



そしたら、
大手だからかえって体裁を整えだして、
残業もできないから全然稼げないと
言っていました^^;

リアルな話ですね。

最近はそうみたいです。




残業でいえば、
バリバリ保険を使っているような
整骨院は特に、
毎月80時間超えているなんて
別に珍しくないですよね。

月末月初はレセプトとか、

朝とか深夜はチラシ巻いたりとか、

診療後は練習とか。


それが残業なのかどうかという
論議はともかくとして、
少なくとも残業代が真っ当に出る
整骨院なんてあまり聞いたことないです。



もっとも、
開業していたら
残業なんていう概念は無いですし。



僕も“残業”っていう言い方したら
毎月100時間は超えていますが、
元気に生きています。笑





また、
多くの人が生涯でする借金って、
“家だけ”っていう人が多いでしょうし、
よくあるケースで車とか奨学金とか。
それくらいですよね。

ですが、
1000万円とか借金して開業するのも、
別に珍しくないですよね。





あとは、
サラリーマンが休日に、
完全なる自己研鑽で数万円使うとか、
あまり聞いたことないですよ。

でも、
多くの治療家は休みの日もセミナーや勉強会に
行ったりして、
自分磨きをしている人も少なくないですよね。





残業が毎月80時間超えていた経験があって、

残業したって残業代は出なくて、

数百万円~1000万円借りて開業して、

休日返上で何万円も使って勉強して、

それなのに収入は低い。



あてはまる人!!

または当てはまっていた時期がある人!!


手ぇ挙げて~?!





って、
けっこう多くの柔整師、治療家の
手が挙がると思います。





でも、
悪いとは思いません。

ってか自分もまさに
それのど真ん中だったので、
自分を否定するのもイヤですし。笑




だから、
良いとか悪いとかではないですけど、

異常だ!

ということです。笑


そう思いませんか?





とはいえ、
お金も時間も使って勉強している人もいれば、
当然そうでない人もいます。


でも、
自分もけっこうお金も時間も
使ってきたタイプなので、

セミナーやスクールを開催する際に、

問い合わせしてくるクセに、
「日程が合わないので…」

とか、

やる気ありそうな発言のクセに、
「今回は金銭的にちょっと…」

とか言われると、

けっきょくやる気無ぇのかよ!!



って思ってしまう部分もあります。
(部分もあるどころか、
一瞬全面に出てしまうこともw)




でも、
普通に考えて誰にでもスケジュールがあるし、
誰にでも金銭的事情はありますよね。


参加できない人の中にも当然、
本当に勉強したいと思っていて、
本当に向上心がある人もいるはずです。




最近は強気なコピー(文章)が多いので、

本当にやる気があったら
こっち優先するでしょ?

とか、

本当にやる気があったら
借金してでも来るでしょ?

とか言われちゃうセミナー広告とかもありますけど、


決して

“それ=やる気の有無”

でもないと思うんですよね。





だから、
僕ももっと自分の持っている
情報、知識、技術を、
もっと多くの人に気軽に広めたって
別に良いと思っています。



なんというか最近の傾向で、
無料とか安めの
フロントエンドのセミナーがあって、
高額のバックエンドセミナーがあって、
正直そういのに疲れている人もたくさんいると
思うんですよね。




でも、
無料とか安いからって喰い付いてくるようなやつには
正直僕も1㎜も与えたくないですし、

やる気や向上心がある人には、
何でも与えて差し上げたいと思います。

誰でもそうですよね。




で、
セミナーっていう形にすると、
内容の構成を考えたり、
最初から最後まで喋りっぱなしだったり、
正直前日から朝まで頭がフル回転、
もちろん当日もフル回転で、

かなり疲れるんですよね。



でも、
テーマを持ち合っての勉強会とかなら、
こちらもちょっとリラックスできるので、
セミナーやスクールほど高額でなくても
いいかなって思います。




もし勉強会とか定期的にやるって言ったら、
参加したい人いるかな?



そのうちやってみようかな。



興味ある人いますか?





それでは!





2017年8月5日土曜日

治ると変化はまったく別の話

from 久保田隆介



こんにちは。



さて、
今回は

「治ると変化はまったく別の話」

ということについて。




例えば、
肩上部(いわゆる肩こりライン)の
コリとかしんどさがあったとして、

適当にストレッチでもすれば
ある程度は変化があるじゃないですか。



すごく楽になるか、

ちょっとだけ楽になるか、

わかりませんが、
多くの場合多少なり変化はあると思います。



これ、

“変化”

ですよね。





では、

“治る”

っていうとどういうことかというと、
その症状の根本から改善するということです。




この

“根本”

っていう言葉が物凄くやっかい。




よく広告であるような

「当院では、骨格の歪みを治して根本治療します」

とかはもはやお話にならないとして…。





例えばですよ、

足部の外側荷重が顕著で、

下肢外側の緊張が強くて、

仙腸関節の可動性が低下して、

脊柱の可動性が低下して、

肩甲骨の可動範囲も狭まって、

それによって肩上部の筋肉の動きが
制限されて、

血流が悪くなってしまっていてのことだと
するじゃないですか。





ある程度全身を診られるようになってくると、
このように全身の繋がりを考慮できるようになって、

「肩こりも原因(根本)は足からなんですよ。」

なんて言いたくなっちゃうんですよね。





ただ、

そのように繋がり考察できる視野の広さは
もちろん素晴らしいし、

確かに足からもやっていけば、

肩の症状も良くなると思います。





でもじゃぁ、

「根本は足だった。」

ということで片付けて良いのか?

っていうと、
まったくそんなことはないと思います。





その症状に行き着くに至った外部環境とかを
考えだしたらキリがなくて、

本当の本当に巨悪の根源の、
そのまた根源が断定的にわかるのだとしたら、

「お前は神か?!」

っていうくらい、
すごいことだと思います。





だから自分は患者さんにはこう言うことが多いです。


ある一つの症状を軽減するために、
いかに患部の物理的な負担を減らせられるかということで
全身の繋がりを考慮しながら診ていくのですが、
結果的に何が根本だったのか?
というのは正直わかりません。

なーんて。

素直でしょ?笑





で、
さっきは、


では、

“治る”

っていうとどういうことかというと、
その症状の根本から改善するということです。


なんて言いましたけど、
実はそれも違うと思っています。笑




そもそも治るっていうのは、

「治まる」

っていうことですし、

前向きな変化が出て、
一時的にでも症状が解消できているのであれば、

もしかしたらそれも

“治っている”

ということになるのかもしれません。



もはや言葉のとらえかたの問題ですよね。





どうやっても

“根本”

がわかり得ない以上、

けっきょくは、

関連要素を無限に追いかけて、

その中で起こっている変化を勝手に


その場しのぎ

根本

治った

本質

遠隔



とか表現しているだけであって、

あくまでも指標として主観的に表現できる

痛み、辛さ、違和感、

などの感覚として出ている

“結果”

だけをとらえているに過ぎないんですよね。






って言いたいところなのですが、

けっこう多くの人が

「痛み(症状は)ただの結果である」

みたいなことを言うので自分もあえて

“結果”

っていうワードを使ってみただけです。笑


そもそもそれが結果かどうかもわかりません。




そもそもさっきも言ったように、

あくまでも指標として主観的に表現できる
痛み、辛さ、違和感、
などの感覚として出ている
“結果”
だけをとらえているに過ぎない


わけであって、
別にそれ以外にも関連要素って
いくらでもあるじゃないですか。



まぁ「解決したいのが痛みだから。」
って言われてしまったらそれまでなのですが。

そもそも“痛み”さえ結果でも何でもなく、
プロセスの一端だと考えたいですよね。


そうしないと、
身体や症状と向き合っていくための、
思考の奥行きが制限されてしまいますからね。





とは言っても、
だからこそ逆に、

明確な答えがあるわけではないので、

患部の慰安的施術だけになってしまうことを
否定することもできないと思っています。





でも、
それだけだと寂しいから、

やっぱり引き出しはたくさんあったら良いですよね。




そんなわけで、
治療家やトレーナー側の立場であるならば、
表面的な症状だけにとらわれていては
ぜったいにダメですよね。




まだメルマガ登録してないんですか?
ぜひしてくださいね。笑
https://form.os7.biz/f/d345fdd5/




それでは!







2017年8月2日水曜日

基礎基本


from 久保田隆介



こんにちは。

ペアストレッチをやっている
インストラクターやトレーナー、

手技に自信のない
治療家のあなたに
読んで頂けたら嬉しいです♪



前回のブログはけっこう反響がありました。
まだ読んでいない方はぜひご覧ください。

施術するにあたっての
“手を作る”ことについて書いています。
【手を作る】

転じて、
イメージの話などまで
ちょろっと触れています。




さて、
今回は“基礎基本”についてです。

前回の内容とも若干かぶります。



まず、
施術の基本として、
ストレッチやマッサージというのが
なんとなく基本的なものだというイメージは
多くの人にあると思います。

※“マッサージ”の定義とかはさておきね。




整骨院や整体院で勤めれば、
まず教わるのはマッサージとか。


インストラクターやトレーナーが
ケアをするとなれば、
まずはストレッチとか。



それがなんとなく当たり前になっています。





でも、
だからダメなんだと思います。





もっと基礎基本なことって何かっていうと、
そもそもマッサージとかストレッチとか
いうことではなくて、


触るってどういうこと?


触ることで何が起きるの?


どうやって触ればいいの?


どう触ったら効果が出やすいの?



っていうことだと思います。





ちょっと違うとこだと、
トレーニングや運動指導なんかの
基礎基本についても、

まずは機能解剖学、

そしてトレーニングの原理原則、

そして基本種目。



とかじゃなくて!!!!

まず、

立つってどういうこと?

動くってどういうこと?

っていうことから始めるべきだと思います。




触れることについても、

運動についても、


みんな基礎基本から学んでいるようで、

実はほとんどの人が、
もっと根幹の基礎基本を
すっ飛ばしてしまっていると思います。




もちろん解剖学でも生理学でも、
知らないことの方が多いくらいですけど、

そんな根幹の基礎基本さえできていれば、

変に自分の技術不足に不安になったり、

他人のテクニックが気になるようなことも
なくなると思うんですけどね。





施術を生業としている、
あるいはペアストレッチなどをしているあなたは、

触るってどういうこと?


触ることで何が起きるの?


どうやって触ればいいの?


どうしたら効果が出やすいの?


ということに対して、
明確な持論がありますか?


それがないことには、
何かケアをしているようで、
ただ触っているだけになってしまって
いるかもしれません。


ただ伸びればいいのか?

ダメです。

無機質な物体を刺激しているわけでは
ないですからね。




運動指導者のあなたは、

立つってどういうこと?

動くってどういうこと?


ということに対して、
明確な持論がありますか?


それがないことには、
スポーツ動作の指導や、
日常生活動作の指導はおろか、

簡単な体操や、
トレーニングの基本種目であっても、

なんとも深味のないものになって
しまいかねないと思います。



あなたは、
どんなことを考えて施術していますか?





近日中に、

腰痛や膝痛について相談されても、
自信を持って対応できるようになりたい
女性インストラクター、

もっと細かな対応ができるようになりたい
女性パーソナルトレーナー、

施術に自身が持てない
女性セラピスト、

の方々に革命を起こす企画を
発信します。


ぜひ楽しみにしていてくださいね♪














2017年8月1日火曜日

手を作る

from 久保田隆介



こんにちは。



今回は、

“手を作る”

というお話です。




施術って一口に言っても、
いろんなことがありますよね。


治療家(施術家)がやるような、
マッサージ、整体等々。

インストラクターやトレーナーがやるような、
ストレッチ。

美容師さんがやるような肩モミ。




本職の治療家でもお粗末な人はいますし、

ストレッチが上手いトレーナーもいますし、

めっちゃ気持ち良くしてくれる
美容師さんもいます。




でも、
だいたいがまぐれ当たりといいますか。

然るべき意識ができていて、
必然的に上手い人って、
ほとんどいないと思います。



では、
どのような“然るべき意識”を
するべきなのか…?


相手の身体に触れる時に、、、


皮膚に触れるイメージなのか?

浅筋膜に触れるイメージなのか?

浅層筋に触れるイメージなのか?

深層筋に触れるイメージなのか?

どこかの階層の滑走を良くするイメージなのか?

血流を流すイメージなのか?

リンパ行を流すイメージなのか?

その触れている部分ではなく、
他の部位に波及させるイメージなのか?

皮膚や筋肉をどの方向に流すイメージなのか?

結果的にその人のどんな動作を改善させる
イメージなのか?

結果的にその人がどんな表情になって
喜んでいるイメージなのか?



などなど、
ただ相手に触れるだけでなく、
必要に応じた具体的イメージを持つことで、
効果は大きく変わるはずです。



また、
「そっか、イメージが大事なんだ!」

とわかったからといって、
いきなり具体的なイメージをしたとしても、

その接触媒体(?)である

“手”

が出来上がっていなければ、
いきなりイメージだけで
どうにかなるものでもありません。





偉そうに言える立場でもないですが、

治療能力の高くない治療家、

ペアストレッチをやっているような
インストラクター、

手技をやっているパーソナルトレーナー、

といった方の施術を受けると、
効果云々はさて置き、

雑な印象を受けることがほとんど
なんですよね。




接客対応についてとか、

上手い下手とか、
そういったことではなくて、

“手が雑”

なんですよね。





基礎基本って、
決して解剖学や生理学といったことではないんです。

もちろんそれも大事なのですが、
それだけじゃないんですよね。



伝わりますか??




今スグできることとしては、

ほぐすのであれば、
「ほぐれてほしい」と思いを込めて
ほぐしてみてください。

伸ばすのであれば、
「伸びてほしい」と思いを込めて
ストレッチしてみてください。



そして、
身体が軽くなったとか、
痛みが和らいだとか、

それで喜んでいるその人の笑顔だったり、
軽くなっている身体の爽快感を
イメージしながら触ってみてください。



たったそれだけでも、
漠然と触るよりも効果が高くなるはずです。



施術中に楽しくおしゃべりするのも良いですが、

「ちゃんと手に集中する」

ということは欠かしてはダメだと思いますよ。




そして、
解剖学までイメージできる人であれば、
どの組織にどんな変化を起こしたいのか?

その組織の変化だったり、

血液が流れていく様子だったり、

そんな景色まで、
ぜひイメージしてみてくださいね^^




近日中に、

腰痛や膝痛について相談されても、
自信を持って対応できるようになりたい
女性インストラクター、

もっと細かな対応ができるようになりたい
女性パーソナルトレーナー、

施術に自身が持てない
女性セラピスト、

の方々に革命を起こす企画を
発信します。



ぜひ楽しみにしていてくださいね♪